Joe Zawinul <key>

 (C)Shigeru Uchiyama/Whisper not 



ジョー・ザヴィヌル(1932.7.7~)

ジョー・ザビヌルを中心に1971年に結成されたグループがウエザー・リポート(W.R.)である。ちょうどボクが「大志を抱いて(?)」田舎から上京したこの頃、チマタのジャズ喫茶ではチック・コリアのカモメのと入れ替わりにこのグループの奇っ怪なLPジャケットが「演奏中」の棚にたびたび揚がっていたのを覚えている。先日このページから『W.R.のアルバム「ナイト・パッセージ」の中ジャケットにボクの写真を見つけて感激した。』とロスの若いジャズ・ファンからe-mailが届いた。上京当時のボクの「大志」はこうなる事じゃなかったんだけど...e-mailはとても嬉しかった。皆さん!e-mailを下さ〜い。

ジョー・ザビヌルは1932年オーストリアに生まれて育った。ウイーン音楽院で学んだとあるがオーストリアという国柄、正統なクラシック教育を受けたんだろうか。アメリカに渡っていくつかのジャズバンドに参加し、作曲した「マーシー・マーシー・マーシー」が彼の最初のヒット作となった。その後マイルス・デイビスのアルバム「In a silent way」に参加、ここでは何ともザビヌルらしい銀河系をさまようようなシンセサイザーを聞かせていてウエイン・ショーターのソロパートなどは既に後のウエザー・リポートを予感させているように思える。宇宙的サウンドのザビヌル世界は7月7日七夕生まれと何か関係あるんだろうか?

'70年代のフュージョンの台頭にチック・コリアのグループと共に大きく係わったもう一つのグループ、ウエザー・リポートが'78年に来日した。もの静かなウエイン・ショーター、おどけ屋だったジャコ・パストリアス、人なつっこいピーター・アースキン、そしてやさしい目で微笑む笑顔がたまらない魅力のジョー・ザビヌルに初めて会った。来日するミュージシャンを成田空港まで出迎えたのも初めてなら一行の日本公演ツアーにまで同行したのも初めて、彼らと多くの時間を過ごしオフ・ステージでもじかに接する事が出来たファンもうらやむ"役得"を経験したのもこの時が初めてだった。


 (C)Shigeru Uchiyama/Whisper not